サンタの日

 クリスマスと言うと、その降誕を祝うはずのイエス・キリストよりも、サンタクロースのほうが主人公になってしまっています。しかし、本当のサンタクロースの日は12月24日ではなく、12月6日なのです、と言ったら皆さんは驚かれるでしょうか?実は、サンタクロースには実在のモデルがいるのです。 
 その人の本名は聖ニコラオス(ニコラウス)4世紀にリュキァのミュラ=現在のトルコのデムレと言う町の司教(教会の責任者)でした。実は、聖ニコラオスについてのはっきりした記録はなく、その頃、ローマ皇帝コンスタンティヌスによって招集され、キリスト教の重要な教理を決定した「ニカイア(ニケア)公会議」の出席リストに名前が記されている以外に、確かなことは知られていません。しかし。聖ニコラオスについてはその後、数多くの伝説が残され、特に有名なものが、貧しい貴族の娘たちのために、こっそりと金貨を靴下の中に投げ入れ、そのお金で三人とも無事、しあわせに結婚ができた、と言うもので、サンタクローズがプレゼントを靴下の中に入れてゆくというのは、ここに起源があると言われています。その他にも、水夫を難破から救ったり、基金のときに穀物を人々に与えたり、と人々をさまざまな危険から 救ってくれる聖人とされています。 日本やアメリカでは、トナカイのそりに乗ったサンタクローズが一般的ですが、「みずかっちぇ」さんのブログの写真にもあるように、ヨーロッパの聖ニコラオスは、本来の司教のいでたちで、やってきます。今でも、ヨーロッパ各地では、この12月6日(前夜祭は12月5日)聖ニコラオスのお祝いをしています。ちなみに、各国、それぞれ、その土地の悪霊を従えたり、お供をともなっているのも特徴です。 トナカイのそりに乗ったサンタクロースは、19世紀にドイツの画家が描いたのが始まりです。その後、サンタクロースは、北欧の雪深い国に住むようになりましたが、本来のサンタクロースである聖ニコラオスは、ギリシャの生まれで、12月6日にお祝いをすることを覚えておいていただければと思います。 
 ちなみに「サンタクロース」は、オランダ語で聖ニコラオスを意味する、「シンタクラウス」が、アメリカへ渡った移民の間でなまったものだそうです。  
 すべての人の父である神よ、あなたのいつくしみを求めて祈ります。司教 聖ニコラオの取次ぎを願う わたしたちが、すべての危険から守られ、救いの道を歩むことができますように。  
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by omasico | 2005-12-05 07:08 | 祈り・聖歌  

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