♪ 創立50周年記念音楽会 ♪

 24日の土曜日、長野教会の聖歌隊のHさんのお誘いを受けて、SBC放送合唱団・SBCアンサンブルの♪ 創立50周年記念音楽会 ♪に家内と二人で、行ってきました。
 新幹線の長野駅から歩くこと約15分、会場の長野県県民文化会館に到着。中ホールとはいえ、かなり収容できる大きさです。開場の10分前には着いたのですが、すでに、かなりの人が並んでしました。受付を通って、二階があることを確認し、二階の通路のすぐ後ろに席を取ります。実は、ここが、全体もよく見え、音も結構よく聞こえるのです。
 
 プログラムは4つ。
  1. 混声合唱曲 夜明け アメリカ大陸先住民族の詩による 
     金関寿夫訳詩 寺嶋陸也作曲
  2. こころの歌 〔童謡・唱歌〕
  3. ブランデンブルグ協奏曲 第6番 B-Dur J.S.Bach
  4. Requiem Op.48 G.Faure
 で、簡単に感想を書いてみますと。
 まず、①の夜明けは、やや音程も不安定でしたし、もう少し、歌いこんだほうがよいかな、という感じがしました。でも、正直に言って、曲のほうが技巧的に走っていて、面白みに欠けるのです。他のチラシなども見ると、どうも、流行の作曲家らしいのですが、普段、典礼聖歌をやっていると、こういう類の曲はわざが見え見えで、どうも好きになれません。ま、言っちゃ何ですが、音大の同級生のM.K.君の曲もどちらかと言うと、同じですね。
 次のこころの歌 。これが一番安心して聞けました。やはり、昔から、ラジオ放送のために録音していることはありますね。ただ、編曲者によっては、伴奏や転調が、わざとらしいのが、かえってこれらの素朴さに水をさすようにも思いました。
 ③のブランデンブルグ協奏曲は弦楽合奏のみ。ここでは、音大時代の旧友M.H.君がもともと、ビオラ・ダ・ガンバのパートをチェロで独創。久しぶりに聞く旧友の演奏に熱中しました。ただ、第一楽章は、音が今ひとつなっていなくて残念でした。それでも、第二・第三楽章では、よく響いていました。もう少し、ウォーミングアップができれば、最初から、かなりなったと思います。
 最後のフォーレのReqiuemは、今回の目玉でしょうか。音大の合唱の授業でもやったので(もちろんM.H.君も)、懐かしさもありました。神学的な細かいことがどうかは、ま、別として、音楽界のプログラムとしては、よく仕上がっていたと思います。
 もう一つ、難点は、③と④のチェンバロとオルガン。予算の都合もあったのでしょうが、やはり、電子楽器で代用というのは、いただけませんでした。
 アンコールの、Ave verum Corpus W.A.Mozart もよかったです。ただ、弦楽も座っていたのに、キーボードだけの伴奏では、もったいないと思うのですが。

 ま、いろいろ言い出せば、どんな演奏会でもきりがありません。今回の、演奏会も、出演された皆さん、特に、合唱団員の方は、こころを込めて、精一杯歌っていたのが伝わってきました。50周年の記念にふさわしい、すばらしい演奏だったと思います。本当に皆様★ ご苦労さまでした ★全国の放送局で、自前の合唱団やアンサンブルを持っているところはほとんどないのです。これからも、100周年200周年に向けて、年輪を刻んでいってください。
 終了後は、楽屋に行って、舞台演出を担当されたM.T.さん、案内放送をされたM.K.さんにお目にかかりました。お二人とも、SBCの現役時代には、ラジオで大変お世話になったかたがたで、まだまだ、元気に活躍されていて、うれしい限りです。それと、チェロのM.H.君ともしばしの語らい。彼も、ずいぶんと活躍しているのがうらやましいですね。いつか、ゆっくりと飲みたいものです。
 
 さて、最後に余計な一言。CBS放送合唱団も、FaureやMozartを歌うのですから、日本の教会音楽の父=高田三郎「平和の祈り」や「ちいさなひとびとの」、「しあわせなかたマリア」などを歌ってもらいたいものです。もちろんそのときには、依頼があれば、いつでも応援に駆けつけます。

 
 
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by omasico | 2006-06-26 12:47 | 音楽・オルガン  

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