修道院のオルガン

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 6月11日に、地区の福音宣教委員会主催の黙想会のミサで、オルガンの伴奏を頼まれました。最初はあまり、気乗りがしなかったのですが、会場となる修道院に新しいパイプオルガンが入り、ぜひともミサでオルガンを!と言うことで、引き受けました。パイプオルガンと言っても、「聞いた」という同じ教会の信徒に人の言うには、「二階から聞こえた」と言うのですが、その修道院の聖堂の二階はそれほど広くもなく、天井からの高さもないので、眉唾ではないか?と疑っていました。しかし、実際に弾きに行ってみると、確かに、本物のパイプオルガンではありました。それが上の写真です。
 で、このオルガン、二段鍵盤+ペダルなのですが、ペダルには独立したストップがなく=つまり、普通、ペダルにある16’もないのです。また、普通、二段鍵盤の場合、上の鍵盤=シュヴェルベルクはシュヴェルボックスの中にパイプが入っていて、シュベルペダルを使って、ボックスの扉を開閉すると、強弱が付けられるのですが、このオルガンのシュヴェル鍵盤は、このような、ボックスに入っていないのです。
 ま、純粋な、古風なオルガン、と言うことができます。ですが、もう一つ難点があって、ハウプトヴェルクには、フルート系の4’のストップがなく、『典礼聖歌』の特に、答唱詩編の伴奏には、苦労するのです。
 それよりも、一番、苦労するのは、オルガンを弾いている場所から、祭壇が見えない!と言うこと。これは、ミサの伴奏をするオルガンニストにとっては致命的です。修道院の院長様も、これは、気になっているようでした。オルガンはまずまずの音がするので、オルゲルバウワーには、やはり、★典礼のことをもっと勉強してほしい★と思います。これは、オルゲルバウワーだけの問題ではなく、オルガニスト(有名なオルガニストも含めて)の多くも、
日本のカトリック教会の現状と『典礼聖歌』の神学を知らない
のではないかと思うことが、多々あります。ま、ここで愚痴を言っても始まらないのですが!
 で、院長様には、帰るときに
黙想会などで、使わないときには、いつでも弾きに来てください。使わないとよい音が鳴らないと言われましたから。
と、おっしゃっていただきました。ここは、修道院なので、やはり、院長様の許可がないと、弾くことはできませんので、ありがたいお許しをいただいた、と言うわけです。オルガンのことをいろいろ言い出したら、きりがないですし、贅沢になってしまいますが、とにかく、本物の、トラッカーアクションのオルガンを存分に弾くことができるのは、なんともありがたいことです。往復の時間とガソリン代がかかるのは、致し方ないことですが、使えるときは、少しでも、練習に行きたいと思っている今日この頃です。

 さて、前回の、クイズの答えですが、正解は写真を撮っているでした。お見事、margarita_m_a さん正解です。正解の賞品は、こっそりとお伝えしますね。
 
 
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by omasico | 2006-05-27 18:34 | 音楽・オルガン  

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