CD収録

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 先日、4月29日に、日本基督教団豊中教会で、「典礼聖歌アンサンブル」のCDの収録がありました。で、そのとき使った、オルガンが、このマンダー社製のオルガンです。二段鍵盤+ペダルですが、残念ながらペダルは、16’一つしかありませんが、ま、かなりの音量が出ます。『典礼聖歌』の伴奏には、ちょっと大きいかもしれませんが、やはり、本物のパイプの音は、純粋さが違うと、いつも、感動します。わたくしの所属する教会にも、せめてこれくらいの(と言うよりこれくらいが限度)のパイプがあるとよいのですが。
 さて、今回収録したCDのメインは「教会の祈り」。昔は、「聖務日課」とも言いましたが、現在は、すべての神の民の祈り、と言うことで、日本では「教会の祈り」と呼んでいます。ラテン語では "Liturugia horarum" =「時課の典礼」と言います。今回は、この「教会の祈り」の「朝の祈り」と「晩の祈り」を収録しました。
 『典礼聖歌』も最近は、一般の合唱団でも演奏会のステージで取り上げたり、そのライブ録音をCDにするところもありますが、「典礼聖歌アンサンブル」のように、『ミサ』や「教会の祈り」をCDにするというところは、まず、ありません。とは言え、『典礼聖歌』の真髄は、やはりこれら、『ミサ』や「教会の祈り」であって、賛歌や詩編の歌は、もちろん重要ですが、『ミサ』や「教会の祈り」の土台の上に立っていることは、あまり、知られていないのではないかと思います。
 
 ところで、今回の収録は、至難を極め、10時間以上にわたって、缶詰状態になって、ようやく、収録にこぎつけました。監修のわたくしも、もちろん、ほとんど、すべてにわたって立会い、オルガンのストップ操作やシュヴェルボックスの開閉な指示も担当しました。
 今回の、「教会の祈り」は、「朝の祈り」は信徒の司式にし、司祭不在の集会祭儀などで、詩編唱和が使われる場合にも参考にしていただけるよう、考慮しました。「晩の祈り」のほうは、司祭の司式とし、『ミサ』の時にも司式してもらった、J-von 師に司式司祭をしてもらいました。こちらは、教会共同体でも、できるだけ、司祭と信徒が一緒になって、歌隊共唱で「教会の祈り」を行ってもらいたい、という願いがあります。
 
 「教会の祈り」は、まだまだ、信心業の祈りと比べると、浸透していませんが、本来は、『ミサ』と並んで教会の典礼として、なくてはならない、大切な祈りです。このCDを契機にして、日本の、いや、世界の津々浦々の教会で、「教会の祈り」が共唱されるようになることを願っています。
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by omasico | 2006-04-30 18:46 | 祈り・聖歌  

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