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紅葉真っ盛り(四季折々) 

 このところの冷え込みで、ようやく紅葉黄葉が真っ盛りとなりました。今年はどちらかというと、より黄色のほうがきれいなような気がします。黄色できれいなのは、いたやかえでやくりです。広葉樹の紅葉もきれいですが、針葉樹でもこの時期葉っぱが色づくものがあります。それは、カラマツです。

 カラマツの葉は、黄色というより黄金色で、針のような葉が風に舞うさまは、さながら、黄金色の雨が降っているようです。山全体カラマツが植わっているところは、まさに、全山黄金色に色づきます。このあたりでは、黒曜石で有名な鷹山の近く、大門から男女倉に抜ける道からの眺めがきれいです。

 ほとんどの針葉樹は一年中、葉が枝についていますが、まったく葉が落ちないわけではありません。実は、他の木々と同じように、この時期に葉を落とすのがアカマツです。アカマツは、春先になると枝の先に、新芽を出し、それが長く伸びて葉になります。6月になると花が咲き、黄緑色の花粉を撒き散らします。その後、花の後に実をつけ、これが、松ぼっくりになります。そして、いよいよ冬支度をするこの時期、アカマツも幹に近い、去年出した枝を落とし、今年の枝だけになり冬篭り?に入ります。

 他に、葉が黄色く色づくものは、ハギやクズなど秋の七草もそうですし、忘れてはならないのがイチョウです。教会と幼稚園に1本づつイチョウの木がありますが、教会のイチョウがオス、幼稚園のがメスで、メスのイチョウの木の銀杏はすでに落ち、このところきれいな黄色の葉がついています。オスの方はまだ、葉が緑色ですが、今日の強風で、緑色のまま葉を落としていました。

 普段は、この状態になるのは10月の中旬から終わりごろにかけてですが、やはり、今年は少し遅いようです。イチョウが葉を落とすと、教会とその周りの落ち葉掃きも、せっせとせいを出さなければなりません。

 それが終わる頃になると、いよいよ、雪の便りも間近となります。

 

 

 

by omasico | 2005-11-08 19:41 | 四季折々  

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