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復活祭と春の到来

今日は、それほど、硬い話題ではありません。

今年の復活祭(イースター)は3月27日の日曜日。
復活祭の日取りは、
春分の日の後の満月の次の日曜日
という決まりですから、今年の場合、春分の日=3月20日の後の満月が3月23日なので、その次の日曜日である27日が復活祭ということになります。

これは、ニケア公会議=起源325年に決められたといわれています。詳しいことはここでは触れませんが、興味のある方は Wikipedia などを調べてください。

で、毎年思うのは、なぜか、復活祭の到来と春、花の到来が一致していることです。今年のように、3月中に復活祭があると、どういうわけか、春の訪れ=花の開花が早く、逆に、復活祭が遅いと、花の開花も遅いんですね。記録を調べたわけではないのですが、何となくそう感じています。

ということで、上田市ではすでに、梅が花を咲かせています。
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by omasico | 2016-03-08 12:09 | 四季折々  

千年の過ぎ去った一日のよう

 創傷治療や糖質制限で高名なドクター夏井のサイトで、ロバート・ヘイゼン『地球進化46億年の物語 「青い地球」はいかにしてできたのか』(円城寺守監訳 渡会圭子訳 講談社ブルーバックス 2014 原題 THE STORY OF EATH)が紹介されており、面白そうなので、読んでみました。典礼音楽が専門のオッチャンがそんなもんを読んで、わかるのか、と言われそうですが、昔から自然科学分野が大好きだったので(たぶんに、SFが好きだったこともありますが)、大変、面白く読み終えました。

 で、その本の最後の方に、次のようなくだりがありました。
「これからの一〇〇年で起こる、地球を変える出来事の中には(確実なものもあれば、かなり高い可能性で起きると考えられていることもある)、瞬間的なこともあるだろう。大地震や巨大火山の噴火、あるいは直径一キロメートルを超えるような小惑星の衝突。人間社会は一〇〇年に一回の嵐や地震に対する準備が不足している。ましてや一〇〇〇年に一回の災害のことはほどんど考えていない。地球史をひもとけば、そうした衝撃的な出来事はふつうに起こっていて、延々と続いているこの惑星の歴史の一部だとわかる。それなのに私たちは活火山の中腹や、地球で最も活発な断層帯に都市をつくり、自分が生きている間だけは地殻変動の衝撃にあわないことを願うのだ(宇宙からの飛行物は避けられないにしても)。」(同書355ページ)
 わたしたちの普段の生活は、「自分が生きている間だけは地殻変動の衝撃にあわないことを願う」のではなく、「自分たちが生きている間は地殻変動は起こるはずがない」と思いこんでいるだけなのではないでしょうか。

 しかし、日本列島を客観的に見直してみると、そのほとんどに活断層が走り、プレートの境界付近の地殻変動の影響、衝撃を受けやすい場所に位置しています。また、列島全体が急峻な山であり、河川も、大陸を流れるものに比べれば、源流から河口までの距離に対する標高差は急なものばかりです。しかし、この列島の上には、山肌を削って作られた住宅、津波がいつ押し寄せてもおかしくなく、地震で液状化を起こしても不思議ではないところに作られた高層マンション、さらに、活断層のすぐ上と言ってもおかしくないところに核発電所が林立しています。最近の考古学や地質学の研究を基礎にすれば、まさに、地殻変動の巣窟で私たちは生活しているわけです。

 わたしたちの人生は120年。地球の進化の歴史からすれば、ほんの一部でしかありません。しかし、この本によれば、地球自体が進化しており、マントルの対流により、地殻は確実に一年に数十センチずつ移動しているのだそうです。このことは、伊豆半島がもともとフィリピン海のプレート上で生まれた島であり、日本列島に衝突して現在に至っていることからもわかります。ですから、日本列島の近くでは、プレートの境界近くで起こりうる地殻変動が起こらないはずがない、起こって当たり前なのです。本の著者ロバート・ヘイゼンが言うように、「自分が生きている間だけは地殻変動の衝撃にあわないことを願う」のであり、「自分たちが生きている間だけは地殻変動が起こるはずがない」と思っているだけなのではないかと思います。しかし、それは、必ず起こることであり、いつ、起こるかは私たちにはわかりません。それが、百年に一度でも千年に一度でも、必ず起こることには間違いがないのです。

 人間の思考のスパンは、長くても五十年から百年がいいところでしょう。それは、 第二バチカン公会議で発布された『典礼憲章』の解説を著した、ヘルマン・シュミットという神学者が、その著書の中で、「人間というものは自分の眼前にある五十年乃至百年間守られてきた習慣を、成可く動かさぬようにしたいと望むものである。」(ヘルマン・シュミット『典礼憲章の解説』J・アプリ訳 エンデルレ書店)と言っていることからも窺うことができます。しかし、防災や安全に関しては、現代の考古学、地質学の研究を踏まえて、もっと、長いスパン、1000年くらいを標準として、考えるようにしたいものです。旧約聖書の詩編の中に、「あなたの目には千年も過ぎ去った一日のよう」(詩編90:4)という一節があります。神の目から見て、というのは無理かもしれませんが、せめて、わたしたちが住んでいる地球という星の歴史のスパンを理解した防災を考えてみる必要があるのではないでしょうか。
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by omasico | 2014-08-31 14:24 | 危機管理  

防災の日を前に

「信濃毎日新聞」のサイトの昨日の記事で、23日に、飯山市が原発事故を想定して初の訓練をしたことが、掲載されていました。訓練の想定は、新潟県中越沖を震源とする地震で、飯山市で震度6を観測、これにって、原発事故が起きたというのですが、これを見て、またか、思いました。
防災訓練というと、ニュースでも、放送されていますが、特に、大規模災害を想定した訓練で、見られるのが、「どこどこを通行止めにして」とか、「○○に住民が集まって」というものです。しかし、実際に、災害が起きた場合は、こんなにうまく行くでしょうか。
たとえば、今回の飯山市の場合、夏場に、バスに乗って避難したわけですが、飯山といえば、豪雪地帯です。東日本大震災の翌日、飯山市のお隣、栄村付近を震源とする、やはり、大きな地震がありました。天災は、時期を選んで起こってはくれません。飯山市や栄村で、豪雪となり、道路も鉄道もマヒしているところに、このような地震が起きたときにはどうなるでしょうか。
それは、首都圏でも同じことが言えると思います。今回、多数の犠牲者を出してしまっている、広島のように、豪雨が数日続いた場合、あるいは、首都圏で大雪が降って、交通がマヒして、大渋滞が起きているときに、首都圏直下型の地震が来ない、という保証はありません。
もちろん、訓練なのだから、被害者を救出できるように、避難できるような準備をすることが目的だ、と言われればそれまでなのですが、訓練なのですから、最悪のことを想定して、準備をすることも、必要なのではないでしょうか。
首都圏直下型地震の場合、たとえば、上にも書いたように、大雪で交通がマヒして、大渋滞が起こり、さらに、転倒者が続出して、救急車も多数出動している。そのようなときに、地震が起こったら。渋滞している車の上に、ビルからの落下物が落ち、救急車の中にも、それに巻き込まれる車があるかもしれません。また、多くの救助依頼があっても、救急車自体がすでに出動中ですし、渋滞した道路や、落下物が散乱しているところでは、いくら、救急車とはいえ、普段のように、患者さんを搬送できるとはいいがたいでしょう。
鉄道も道路も、マヒしている状態で、地震が起きないという保証は、まったくないのですから、大規模災害の訓練では、こういう、最悪の事態も予想した、準備をする必要があると思います。
1933年8月11日に東京を中心にして行われた、防空演習を、信濃毎日新聞の主筆であった、桐生悠々は、もし敵の飛行機を関東の空に迎え撃つことになったら、敗北を意味するのだ、という痛烈な批判社説を書いて、社を追われましたが、その十数年後、それは、現実のものとなりました。原発の過酷事故訓練でも、最後は、電源が復旧して、めでたしめでたしで終わらせていた、というのは、目新しいところですが、大規模災害訓練も、そういうところがないとは言えないような気がします。
来週、9月1日は、防災の日に当たります。防災の日を前にして、ある、新聞記事をもとに、ちょっと、考えた次第です。

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by omasico | 2014-08-25 10:52 | 危機管理  

オオムラサキ

 今日は、娘たちの学校の終業式。関東地方より、10日近く遅れての休みとなりました。近隣の市町村の学校も、すでに先週の金曜日が終業式でしたので、もしかしたら、日本で一番遅く夏休みに入ったかもしれません。
 ところで、毎週土曜日~日曜日にかけては、同じ別荘地にある、わたくしの両親の家(グランパ・グランマの家)に泊まりに行っていますが、先日は、敷地内にある、白樺の木でオオムラサキが樹液を吸っているのを見つけました。
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 手元に、携帯電話しかなかったので、携帯電話のカメラで写したのが上の写真です。今年は、暑さが厳しいことが幸いしたのか、オオムラサキオニヤンマが悠々と飛んでいる姿を良く見かけます。樹液を吸っていたオオムラサキのメスは、しばらくして、飛んでいってしまいましたが、娘たちも、きれいなオオムラサキの姿に感動していました。
 娘たちの小学校の校長先生は、理科がご専門で、良く、昆虫の話をされるので、今朝、写真をもって行かせたところ、丁度、夏休みの自由研究がらみの話で、「オオムラサキの一生」について、ビデオを見ながら話をされ、写真も紹介してくださったと、お手紙をくださいました。最近は、里山が少なくなり、このあたりの市町村でも、オオムラサキを飼育して、放しているいるところも多いので、完全な野生のオオムラサキを見ることも珍しくなりつつあります。乱獲の防止や食草になる榎の木の保護にも努めて、オオムラサキが生きて行きやすい環境を育んで行きたいものです。
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by omasico | 2008-07-28 16:35 | 四季折々  

今回の地震で考えたこと(1)

 昨日、岩手、宮城で震度6強の地震がありました。まず、被害にあった方々にお見舞いを申し上げます。
 さて、今回、地震で、東北新幹線が運転を見合わせましたが、3本の列車が駅と駅の間でたい往生しました。最初の列車でも、乗客の避難が開始されるまで、2時間以上の時間が費やされました。今回は、送電もストップしなかったので、車内もそれほど不快ではなかったと思いますが、これが、もし、夏の暑い時期、あるいは反対に、冬の寒い時期だったら、車内に長時間取り残されることは、かなりのストレスになるはずです。
 今回だけではなく、地震が起これば(と言うよりも、いろいろな災害で)、列車が駅と駅の間で対往生することは、実は、わかりきったことなのですが、今回のことも含め、乗客が長時間(2時間以上)車内に閉じ込められることが多々あります。つまり、残念ながら、このような状況に対する対処の訓練が十分ではないと言わざるを得ないと思います。
 ときどき、地震で脱線した列車の復旧作業の訓練をした、というようなニュースがありますが、それ以上に訓練をしておかなければならないことは、駅と駅の間に立ち往生してしまった列車から、如何にはやく、乗客を安全な場所に避難させるかではないかと思います。現在、新幹線では、一列車に運転手一人と車掌が一人ないし、二人しか乗務していません。すなわち、このような、わずか、二・三人の乗務員が、数百人以上の乗客を無事に避難させるかの訓練ができていないのではないかと思われるのです。
 先にも書いたように、もし、夏場や冬場で、送電がストップしたならば、乗客が車内に何時間も閉じ込められれば、ストレスで、ある意味で、パニックになるのは、目に見えています。外が、台風などの強風雨でもない限り、いち早く安全な場所に、乗客を避難させる訓練をこそ、鉄道関係者には行ってほしいと思います。
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by omasico | 2008-06-15 18:42 | 危機管理  

もし地震が起きたら

 4月から、月、1~2回の割合で、東京に行くようになり、今まで、気にしなかったニュースに関心を持つようになりました。
 最初は、岡山で起きた、ホームからの突き落とし事件。ホームで電車を待つときも、座れなくても、絶対にホームの端に立つことをやめました。
 もう一つ、考えさせられるのが地震!中国でおきた大地震から、いくつかのことを考えるようになりました。もちろん、皆さんも、関西や東海で地震が起きたら、という想定で被害がどうなる、というニュースを御覧になったかもしれません。ただ、こういうものは、何人死亡したりとか、どれくらいの額の損害があるとか、意外と、地震でわたしたちが被る本当の被害が知らされないように思います。
 たとえば、夕方の帰宅時間に首都直下型の大地震が起こったとしましょう。高層ビルのエレベーターは軒並み、停止します。もちろん、渋滞している道路では、車が、そのままで止まることになりますし、電車もストップします。エレベーターに閉じ込められた人たちを救出しようとしても、東京消防庁の全職員は18000人、警視庁の職員も43000人弱、もちろん、このなかには、いわゆる幹部や事務方がいますから、多く見積もっても、現場で動ける人は、約8割となるでしょうし、全員が勤務についているわけではありませんから、即応できるのは、6割程度と考えるのが妥当でしょうか。つまり、東京消防庁と警視庁と合わせ、多く見積もっても、即応できるのは37000人と言うことになります。
 では、この人たちがすぐに、現場に急行できるかと言えば、恐らく、混雑した道路に止まった車両で、消防車、救急車、警察車両、がスムースに現場に行けるかと言えば、恐らく、ほとんど無理でしょう。また、エレベーターに閉じ込められた人以外にも、さまざまなところで、救助要請がきます。もちろん、自衛隊も、協力してくれる、他道府県の応援もあるでしょうが、それらの人たちが到着するまでには、相当の時間がかかるでしょうし、乗り捨てられた車両が障害となって、そう、簡単に、首都圏に入ることはできないでしょう。
 さて、ここで、何が問題になるかというと、それは、排泄です。
 阪神淡路大震災のときにも、先の中国の大地震の時にも、女性のこの問題が大変なことだという報道がありました。
 地震で、水道や電気のインフラがストップした場合、高層ビルでは、水をくみ上げることができず、水洗トイレはあってなきものとなります。また、水道管や下水道間が破損すれば、トイレは普段どおりに使えないことになります。仮設トイレも、道路が封鎖されれば設置できませんから、使えるトイレの数は、恐らく、たかが知れた状況となるでしょう。
 加えて、エレベーターなどに、長時間閉じ込められた人たちは、さらに、苦痛を強いられることになります。電車や車からは、すぐに脱出できますが、高層ビルのエレベーターなど、自力で簡単に脱出できないところでは、尿意・便意をもよおしても、駆け込むことができません。
 そして、一番、考えなければならないのは、下水道管が破損した場合、そこから、汚物を含んだ汚水が、あふれかねないと言うことです。
 もし、そういうことになれば、その汚水の汚染をどうやって、防ぐのか?閉じ込められた人たちの排泄はどうするのか?
 今回の地震で考えたのは、実はこういうことでした。
 さて、皆さんは、この問題どう考えますか?< 
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by omasico | 2008-05-21 18:49 | 危機管理  

「ひとりしずか」今年も咲きました。

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 いよいよ、ゴールデンウィークも後半に入ります。信州は、新緑の季節となり、さまざまな、木や草が新緑に包まれています。そんな中、地面に目を下ろすと、ひとりしずかの花が咲いているのを見つけました。毎年、だいたい、同じところに芽を出す、宿根草で、この時期になると白い花を咲かせます。花のほうも、かなり長く咲いていて、大体、一週間くらいは、花を楽しめます。
 株分けして増やして、都会にもっていって売れば、よい値で売れるかもしれませんが、そんな「ずく」もありませんし、「やはり野に置け」なんとやら、で、自然の中で、鑑賞すればこそ、美しさも増すのではないかと思います。
 ところで、これから季節もよくなると、いわゆる、「グリーンツーリズム」を楽しむ方も増えると思いますが、わたくし(たち)の一番のおすすめは土筆(つくし)採り田んぼの土手などに、はいて捨てるほど生えていますので、田んぼの持ち主にお許しをいただいて、ざるに山になるくらい、採ってきて、はかまを取って、おひたしにすると、おいしいおかずにもお酒のおつまみにもなります。はかま取りと灰汁抜きが大変ですが、根気を養うにもよい鍛錬になります。
 皆さんも、ご自分の周りでグリーンツーリズムを考えて、新緑でこころと目を休めてみてはいかがでしょうか?
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by omasico | 2007-05-02 12:43 | 四季折々