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復活祭と春の到来

今日は、それほど、硬い話題ではありません。

今年の復活祭(イースター)は3月27日の日曜日。
復活祭の日取りは、
春分の日の後の満月の次の日曜日
という決まりですから、今年の場合、春分の日=3月20日の後の満月が3月23日なので、その次の日曜日である27日が復活祭ということになります。

これは、ニケア公会議=起源325年に決められたといわれています。詳しいことはここでは触れませんが、興味のある方は Wikipedia などを調べてください。

で、毎年思うのは、なぜか、復活祭の到来と春、花の到来が一致していることです。今年のように、3月中に復活祭があると、どういうわけか、春の訪れ=花の開花が早く、逆に、復活祭が遅いと、花の開花も遅いんですね。記録を調べたわけではないのですが、何となくそう感じています。

ということで、上田市ではすでに、梅が花を咲かせています。
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by omasico | 2016-03-08 12:09 | 四季折々  

糖質断ち

「ライフハッカー」というサイトに「『甘いもの断ち』をすると脳に何が起きる?」という記事が載っていました。日本ではあまり知られていない、「復活祭(イースター)」や「四旬節」ということばが出てきていて、ちょっと興味をそそる内容でした。

甘いものを断つと脳に変化が起きるのは、糖に依存性があるからですが、それは味覚が「甘い」ととらえる「砂糖」や「果糖」だけではありません。実は「甘い」と感じない糖、体内でブドウ糖にかわるでんぷん=糖質にも依存性があり、糖質を摂らなければ「甘いもの」を断つのと同じ変化が脳にも、そして、体にも表れます。

では「糖質」は何に含まれているか、つまり、どういう食べ物が糖質なのかというと、米、麦、そば、とうもろこしなどの穀物、根菜類などに多く含まれています。「それって、主食じゃない」とか、「なんだ、糖質制限するんだ」という声が聞こえてきそうですが、実際にその通りです。

この記事の中で、アンドリューさんが言っている、「(砂糖断ち終了後に)初めて甘いものを食べたときは、甘すぎると感じました。」ということば、実は糖質断ちをしても当てはまります。わたくしの場合、ビールですら甘く感じるようになりました。先ほども書いたように、糖質は体の中に入ると、砂糖や果糖と同じ働きをします。砂糖や果糖ばかりではなく、糖質も断てば、さらによい結果が出るということです。

すでに、多くの方が、糖質断ち(糖質制限)をして、脳だけではなく体も健康になってきています。この四旬節の間、糖質断ちに挑戦してみてはいかがでしょうか。復活祭を迎えるころには、糖質不要の体になっていると思います。

〔注〕 膵臓や肝臓などの臓器に疾患がある場合、糖質制限が当てはまらない場合があります。ホルモン生成の臓器に疾患がある方は、医師の指導が必要です。あくまでも、このような疾患がない方が対象となります。
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by omasico | 2016-02-23 12:24 | 健康  

初聖体 今年3回目 !

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 6月10日は「キリストの聖体」の祭日でした。聖霊降臨の祭日から先は、教義的な祭日が、続きます。「キリストの聖体」の祭日はそのうちの一つです。
 さて、この日は、家族旅行に出かけたため、松本教会のミサに参加しました。で、松本教会の月の第二日曜日のミサは、「子どもとともにささげるミサ」。しかも、この日が松本教会の初聖体の日だったのです。今年、まず、復活の主日は所属する上田教会で、二女も含め、5人の子が初聖体。次の、復活節第2主日は代父をした子が初聖体と言うことで、長野教会で二回目の初聖体のミサ。そして、この日が、今年、三度目の初聖体のミサということになりました。
 さて、ミサが始まる7~8分ほど前に座って、ミサの開始を待っていると、元、典礼担当の方がおいでになり、「今日が(ラテン語の『主の祈り』の)最初なので、一度、練習していただけませんか?」とのこと。しかし、ミサの開始まで、すでに5分をきっていますし、いきなり言われても、こちらも何の準備もしていません。と言うわけで、こちらは、やんわりとおことわりしました。
 さて、5月6日に練習した「主の祈り」でしたが、やはり、
  1. 聖歌隊がまとまっていなかったこと
  2. ミサに参加した人の70パーセント以上の人が、練習に参加していなかったこと
  3. 特にオルガニストが慣れていなかった(前回の練習に参加していなかった)こと
などで、練習の結果を十分に出せていませんでした。“Pater noster”が祈りとしてこなれるようになるためには、まだまだ、練習をつまなければならないように思います。実は、それ以上に、『典礼聖歌』も、まだまだ、やらなければやらないことがたくさんあるのですが.....。
 とにかく、この日は先があるので、ミサの後すぐに、松本教会を後にしました。
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by omasico | 2007-06-12 18:58 | 祈り・聖歌  

「ひとりしずか」今年も咲きました。

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 いよいよ、ゴールデンウィークも後半に入ります。信州は、新緑の季節となり、さまざまな、木や草が新緑に包まれています。そんな中、地面に目を下ろすと、ひとりしずかの花が咲いているのを見つけました。毎年、だいたい、同じところに芽を出す、宿根草で、この時期になると白い花を咲かせます。花のほうも、かなり長く咲いていて、大体、一週間くらいは、花を楽しめます。
 株分けして増やして、都会にもっていって売れば、よい値で売れるかもしれませんが、そんな「ずく」もありませんし、「やはり野に置け」なんとやら、で、自然の中で、鑑賞すればこそ、美しさも増すのではないかと思います。
 ところで、これから季節もよくなると、いわゆる、「グリーンツーリズム」を楽しむ方も増えると思いますが、わたくし(たち)の一番のおすすめは土筆(つくし)採り田んぼの土手などに、はいて捨てるほど生えていますので、田んぼの持ち主にお許しをいただいて、ざるに山になるくらい、採ってきて、はかまを取って、おひたしにすると、おいしいおかずにもお酒のおつまみにもなります。はかま取りと灰汁抜きが大変ですが、根気を養うにもよい鍛錬になります。
 皆さんも、ご自分の周りでグリーンツーリズムを考えて、新緑でこころと目を休めてみてはいかがでしょうか?
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by omasico | 2007-05-02 12:43 | 四季折々  

復活祭と暦

主の復活のお慶びを申し上げます
 今年も、キリスト教の最も盛大で、最も大切なお祝いである主の過越祭=復活祭が訪れ、これから、5月27日の聖霊降臨の祭日まで、50日間その喜びの期間、復活節が続きます。
 日本では、キリスト教のお祭りというと、降誕祭(クリスマス)が、一番知られていますが、実は、主の過越祭=復活祭は、クリスマスよりも重要なもので、主の過越祭=復活祭がなければ、クリスマスもありえないのです。
 
 さて、今年の主の過越祭=復活祭は4月8日でした。主の過越祭=復活祭が、クリスマスほど定着しないのは、すなわち、クリスマスが12月25日という、
固定祝日
なのに対し、主の過越祭=復活祭は、毎年、月日が異なる、移動祝日だからではないかと思います。
 では、主の過越祭=復活祭の日取りはどのように決めるかというと
春分の日の後の満月の次の日曜日
と定められています。ですから、一番早い場合には3月22日、最も遅い場合には、4月25日が主の過越祭=復活祭となります。ですから、今年はどちらかというと、かなり遅いほうになりますが、来年の2008年は、3月23日が主の過越祭=復活祭ときわめて早くなります。
 
 ところで、この、主の過越祭=復活祭ですが、すべてのキリスト教が同じ日になるわけではありません。実を言うと、東方の諸教会~ギリシャやロシアなど~は、現在でも、ユリウス暦を用いているため、1週間ほどずれることがあるのです。西方の教会~カトリック・聖公会・プロテスタント諸教派のほとんど~は、グレゴリウス暦を用いています。日本では、一般に西暦と読んでいる暦、正式にはグレゴリウス暦といいます。これは、1582年、時の教皇、グレゴリウス13世が、それまで使われていたユリウス暦では、実際の日付との誤差が出てきていたので、より、誤差を小さくする暦として、制定したものなのです。ただ、当時は、教会が、分裂して間もなかったことから、ローマ教会を国教とする国以外では採用されませんでしたが、社会習慣もあって、次第に、その他の西ヨーロッパ各国でも取り入れられるようになりました。現在では、イスラム教やユダヤ教の国では、独自の暦も使っていますが、世界で統一した暦としては、この、グレゴリウス暦が用いられています。
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by omasico | 2007-04-09 11:09 | 祈り・聖歌  

聖なる三が日⇒初聖体

 今朝、と言ってもまだ暗いうちですが、早朝の仕事に行くときに、大きな満月が西の空に、浮かんでしました。春分の日の後の、満月の次の日曜日が、復活祭です。そして、明日から、最後の晩さんから始まる、キリストの受難・死・復活を、三日間かけて盛大に祝う、主の過越の聖なる三日間が始まります。以前、ある神父さんが、この、聖なる三日間のことを聖なる三が日と言ったことがあり、以来、そのことを知っている仲間うちでは、このように呼んでいます。
 で、わが教会では、
  • 主の晩さんの夕べのミサ
  • 主の受難の祭儀
  • 復活徹夜祭
いずれも、19時=午後7時から行なわれます。本来、主の受難の祭儀は、主が、息を引き取られた午後3時ごろ行なうのですが、日本のように、この日が休みではなく、参加する人が少ないところでは、夕方ないし夜、行なってもよいことになっています。
 復活の主日の日中のミサには、二女が、初めてキリストの体をいただく、初聖体を迎えます。これで、一応、キリスト者としては、大人の第一歩を踏み出すことになります。

 ところで、この、三日間、四つの祭儀、すべて、オルガン担当です。2000年から司牧されてきた、神父さんが、休暇で、変わるので、日中のミサが、最後の司式となります。この、ミサの派遣の歌は、神さまと神父様に感謝の意味も込めて、賛美の賛歌を歌います。わたくしも、今年は、少し、休暇をとろうかと思っていますが、ま、無理でしょうね。休めないとなれば、相応の保障がないと、ちょっとやっていけませんね。
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by omasico | 2007-04-04 16:49 | 祈り・聖歌  

まもなく四旬節

 典礼暦の年間主日の前半も終わり、今日からカーニバルが行われることは、先日も書いたとおりです。そして、いよいよ水曜日から四旬節に入ります。四旬節、特に後半は、復活徹夜祭洗礼を受ける決意をした、洗礼志願者の最後の準備期間であると同時に、すでに洗礼を受けた信者も、もう一度、神のみ旨にかなう生活をしているかを反省し、神にこころを向けなおすときでもあります。
 現在、四旬節の最初の日に当たる、灰の水曜日とキリストの受難と死の記念の祭儀が行われる聖金曜日さらに、できればその翌日の聖土曜日には、聖なる断食が守られるようにとされています。断食は、古来、ユダヤ教の時代から行われ、キリスト教にも受け継がれたものです。特に、四旬節断食は、キリストが荒れ野で四十日四十夜断食した(マタイ4:2)ことにちなんで、復活祭前の四旬節断食へと発展しました。

 さて、今年の復活祭は4月の8日ですが、四旬節の始まりの2月21日から4月8日まで、数えてみると、46日となり、日数が合いません。これは、四旬節でも、
主日=日曜日
は、主の復活を記念する日であることから、断食をしないので、四旬節中に6日ある主日=日曜日断食する日に数えないからです。そこで、灰の水曜日から聖土曜日までの月曜日から土曜日までの日数を数えるとちょうど40日となります。ちなみに、現在の典礼の規定では、四旬節灰の水曜日から、主の晩さんの夕べのミサの前までとなっているので、正確には38日となります。

 ところで、古代には、この40日の断食がかなり厳格に守られていたようですが、13世紀頃から、次第に緩和されて、現在は、先にあげた2日ないし3日間が、最低必須日となりました。現在のような飽食の時代には断食も、大きな意味があると思います。また、肉を食べないことも、これらの日には守られますが、それ以上に、他者への愛のわざを積極的に行うことが勧められています。たとえば、普段は、あまり家事をしない方は、家事を積極的に行うとか、車をやめて、歩きにするとか、いろいろと考えられます。
 ちなみに、わたくしは、どうしようかというと......。人に言うことではありませんね。
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by omasico | 2007-02-18 16:37 | 祈り・聖歌  

雪・ゆき・雪道☆ご注意!

e0031331_118040.jpg この冬は、なかなか雪が降りませんでしたが、6日から7日にかけて、かなりの雪が降り、総計で、10センチ以上積もりました。今まで、スキー場も、人口降雪機に頼ってきたのではないかと思いますが、これで、ようやく、天然の雪の恩恵を受けられたわけです。でも、今回の雪も、最初のうちは、かなり、思い雪だったので、すべるのには今ひとつかもしれませんが。
 で、雪が降るような寒さだと、大人は、コタツで、駅伝でも見ながら、みかんを食べて、と言うことになりそうですが、子どもたちは、大喜びで、待ってましたとばかりに、外に出て、雪だるま作りを始めました。ちょっと醜いですが、雪だるまの上にのっかっているのは、ホット専用のペットボトルです。かなりの大きさの雪だるまを、娘たち二人で作りました。ただ、大きな団子はできたものの、さすがに、二段にすることは無理だったので、仕上げは、わたくしがしました。でも、残念なことに、顔を作る前に、翌日には、上のだるまが、ずり落ちてしまいました。
 このように書くと、都会の方たちは、うらやましいと思われるかもしれませんが、雪の時も、雪が降った後も、いろいろと大変なことがあります。
 ひとつは、倒木です。雪の重みで、枝がしなり、加えて、雪が重いので、昨年、7月の豪雨で、根元が弱っている木は、雪の重みで、倒れてしまい、道をふさいでいるものもありました。
 もうひとつは、路面の凍結です。こちらは、もう、慣れっこになってしまっていますが、近くの、国道142号線・笠取峠和田峠では、無理な運転で、必ず、1シーズンに数回は、衝突事故や横転事故がおきます。
 その原因は、スタッドレスタイヤの過信にあると思われます。スタッドレスタイヤは、あくまで、ノーマルタイヤでは走れない、凍結した(あるいは、それに近い)路面を走ることができるタイヤでしかないのですが、タイヤメーカーのコマーシャルなどで、雪道でも、普通に止まれると思っている方が多いようです。これは、全くの誤解で、上にも書いたように、あくまでも、ノーマルタイヤでは走れない、凍結した(あるいは、それに近い)路面を走ることができるタイヤでしかありません。雪道や凍結した路面では、通常のノーマルタイヤが水で濡れた路面で、通常の路面より、制動距離がのびるように、スタッドレスタイヤも、制動距離がのびたり、スピンすることが多いのです。
 ここを、しっかりと理解しておかないと、凍結した路面で、車間距離が近かったために、前の車が急ブレーキをかけたり、エンジンブレーキをかけた際に、とまることができず、衝突してしまうケースが後を断たないのです。
 
 これから、寒さも厳しくなり、スキーやスノーボードに、雪国を訪れる方も多いと思いますが、くれぐれも、事故には気をつけてください。雪道や凍結した路面で、気をつけおくことは
  1. スタッドレスタイヤは、雪道で止まれるのではなく、雪道でも走ることができるタイヤであること
  2. 制動距離ものびるので車間距離(特に、下り坂や大型車の後ろで)は十分に取ること
  3. 下りの対向車のスリップ事故の巻き添えにならないように、上り坂でも、カーブや交差点では、対向車に気をつけること
  4. 下り坂以外でも、エンジンブレーキを併用して制動をかけること
の四点だと思います。もちろん、急発進や急ハンドルも含めた、急な針路変更や、無理な追い越しなどは、事故の元ですから、決して行わないようにしてください。
 
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by omasico | 2007-01-08 11:55 | 四季折々  

クリスマス会そして爆睡

 いよいよ、主の降誕のお祝い=クリスマスが近づきました。一足早くですが、皆様には、主の降誕のお慶びを申し上げますさて、21日の木曜日の夜には、副業をしているコンビニのオーナーが所属する、ロータリークラブのクリスマス家族会に家族で招かれました。わたくしは、冒頭、オルガンの演奏を頼まれていて、やはり、オルガンといえばこの人、J.S.Bach と言うことで、Fuga g-moll など、短い作品ですが、4曲ほど演奏しました。ま、本人としては、だいぶ、悔いが残る演奏ではありましたが、お聴きくださった皆さんは、電気オルガンとは言え、めったに聞けないオルガンの生演奏と言うことで、とても、喜んでくださいました。e0031331_1135320.jpg
 演奏会の後は、ロータリークラブのクリスマス家族会で、お食事をたくさんご馳走なったばかりか(翌朝まで、胃がもたれていました)、子どもたちにも大人にも、皆さん、お土産、と言うことで、お花やお菓子などもたくさんいただきました。鉢植えは、大人用のお土産のお花。いけばなは、オルガンの演奏の後にいただいた花束の一部です。
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 ロータリーの会長さんはあいさつで、今、話題になっている「のだめ」の話しをされ、ベートーヴェンの交響曲第7番をバックに流されていましたが、大人の抽選会で、何とまあ、その交響曲第7番のCDがあたりました。娘たちは、お菓子とか何かのほうがよかったようですが、ちょうど、会長さんの話を聞いてうちに7番はあったかな?なかったら買うかな?と思ったところだったので、わたくしとしては、渡りに船でした。
 
 ところで、翌日は金曜日で、わたくしは普段どおりコンビニに出勤、子どもたちは小学校の授業がありました。わたくしは、それほどでもなかったのですが、いつもより2時間、睡眠時間が短いとあって、娘たちは朝、機嫌が悪かったそうです。もっと悲惨だったのは、オーナーで、クリスマス家族会の後は、3次会までつき合わされ、徹夜で店に出勤。わたくしが行ってから、ようやく、1時間半の仮眠をとることが出来ました。
 わたくしも、金曜の夜は、教会のミサの後の祝賀会に参加できない、娘たちのために、自宅で、一足早い、お祝いをしましたが、睡眠不足に加え、演奏会の緊張が解けて、疲れが出た聖歌、7時過ぎには寝入ってしまい、結局、途中、少し目は覚めたものの                                   しました。11時間近く爆睡
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by omasico | 2006-12-23 11:31 | omasicoプライベート  

黄金・乳香・没薬

 降誕祭(クリスマス)まで、あと一週間をきりました。イエス・キリストがお生まれになったとき、東の方から来た学者たちが持ってきた贈り物は、黄金乳香没薬でした。先日は、クリスマス祝会キリスト降誕の聖劇をする、娘たちが卒園した幼稚園の年長組みの子どもたちに、乳香没薬を持ってゆきました。そこで、今回は、この3つの贈り物について取り上げたいと思います。  
 【黄金】 黄金は、皆さんもよく知っていることと思います(持っているという意味ではありませんので念のため)。黄金はその輝きから、太陽に結び付けられた金属で、エジプトの太陽信仰に見られるように、神の現存、その輝きをその象徴する装飾として祭具に用いられました。また、イスラエルでは、メシア=キリストを象徴する金属でもあり、幼子イエスにささげられたものです。 
 【乳香】 乳香は、アラビアおよびアフリカ東部に生育するカンラン(オリーブ)科の乳香の幹から採った、芳香のある白ないし淡く黄色い樹脂を凝結して作ったもので、香水や薬品として用いられました。乳香の高さは12メートルに達します。ここに、香料を混ぜ、穀物のささげものに添えたり、そのほか一般のささげものにも使われました。ローマでは高価な輸入品でした。 
 【没薬】 没薬は、やはり同じくカンラン(オリーブ)科の低木、ミルラの幹からでる黄色い樹液を乾かしたもので、下剤や健胃剤として用いられました。アビシニア(エチオピア)、ソマリア、アラビアで生育し、パレスチナでは高価な輸入品の香料で、遺体を埋葬するときにも使われたことから、この名がついたようです。幼子イエスへは、その受難と死を暗示するものとしてささげられたとされています。  
 ところで、この3種類の贈り物を持ってきたのは、3人の学者、さらには3人の王様とされ、王様には「ガスパール」「メルキオール」「バルタザール」という名前まで付けられています。ところが、『聖書』には、単に「学者たち(複数形)」としか書かれておらず、人数は書かれていません。また、彼らが帰っていった「自分たちの」は、単数形ですから、彼らは同じ国から来たことになります。 
 では、いつ、誰が3人の学者、さらには3人の王様としたのかは分かりませんが、おそらく、贈り物が3種類だったことから、3人と思われるようになったのでしょうか。人数はともかく、王様というのは、明らかに行き過ぎでしょう。あまり、このようなことに目を奪われると、大切なことを見落とすことになるかもしれません。  
 さて、本題に戻りますが、乳香没薬は、ハーブショップでも手に入ります。一度、ぜひ、本物を購入して、クリスマスの香りを試してみてください。
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by omasico | 2006-12-17 09:21 | 祈り・聖歌