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閏年、閏日のはなし

今日は、2月29日、四年に一度=正確に言うと400年に97回の閏日です。昨日も書きましたが、何故、年末の12月に閏日が来ないのかですが、現在の暦月は古代ローマの暦から生まれていますが、古代ローマ暦は農耕のために作られました。なので、農耕が行われない、現在の1月と2月は暦月を数えず、名前も付けられていなかったのですが、それでは、1年を通して数えるのが不便なので、のちに、現在の1月と2月が加えられたのです。ですから、当初、ローマの暦は現在の3月から始まり、2月で終わっていたので、暦年の最後の日に閏日を加えるようになり、その習慣が今でも残っているというわけです。

現在、世界で共通に使われている暦の正式名称は「グレゴリオ暦」とい、1582年に当時のローマ司教(教皇、法王)グレゴリオ13世がそれまで使われていたユリウス暦を改訂して制定しました。ユリウス暦はローマ皇帝のユリウス(ジュリアス・シーザー)が紀元前45年に制定し「4年ごとに閏年を置き、2月の最後に閏日を加える」ものでしたが、地球の公転周期が1太陽年に対し、毎年、約11分15秒ほど長いことから、数年間は良いものの、数百年あるいは千年単位になると、日になるくらいの誤差になってしまうことから、当時のローマ司教(教皇、法王)が改訂を命じました。なぜ、改訂が必要になったかと言うと、誤差によって、キリスト教の一番大切な祭日である復活祭の日取りが変わってしまうからです。

「グレゴリオ暦」はそれまでのユリウス暦が「4年に一度」閏年を設けていたのに対し、地球の公転周期との誤差をできる限り少なくするために

暦年の下二桁が4で割れる年を閏年とするが、暦年が100で割り切れる年は閏年としない。ただし400で割り切れる年は閏年とする。


という規定になっています。ですから、20世紀の最後の年となった2000年は、この規定で言うと、本来は閏年にならないはずだった100で割り切れる年だったのですが、400で割り切れることから閏年となったわけで、「グレゴリオ暦」が制定されて、1600年の次に、この細かな規定が適応された閏年(例外の例外)となりました。

さて、このように、現在使われている暦の起源は、実は農耕の開始とともにあったことがわかります。農耕をするには種をまく時期が肝心ですから、その時期を決める必要があったことから暦が始まったと言えるでしょう。人類はおそらく、農耕を始める前の狩猟採集時代には、このような暦を使っていなかったかもしれません。暦を使うようになって、次第に時間に縛られるようになったのでしょう。事実、現在でも狩猟採集で生活をしている人たちや農耕を開始する以前の人々は、一日の労働時間は数時間でよかったことがわかっています。農耕は人類に何をもたらしたのか、考えてみる必要もありそうです。
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by omasico | 2016-02-29 13:16 | 歴史と宗教  

糖質断ち

「ライフハッカー」というサイトに「『甘いもの断ち』をすると脳に何が起きる?」という記事が載っていました。日本ではあまり知られていない、「復活祭(イースター)」や「四旬節」ということばが出てきていて、ちょっと興味をそそる内容でした。

甘いものを断つと脳に変化が起きるのは、糖に依存性があるからですが、それは味覚が「甘い」ととらえる「砂糖」や「果糖」だけではありません。実は「甘い」と感じない糖、体内でブドウ糖にかわるでんぷん=糖質にも依存性があり、糖質を摂らなければ「甘いもの」を断つのと同じ変化が脳にも、そして、体にも表れます。

では「糖質」は何に含まれているか、つまり、どういう食べ物が糖質なのかというと、米、麦、そば、とうもろこしなどの穀物、根菜類などに多く含まれています。「それって、主食じゃない」とか、「なんだ、糖質制限するんだ」という声が聞こえてきそうですが、実際にその通りです。

この記事の中で、アンドリューさんが言っている、「(砂糖断ち終了後に)初めて甘いものを食べたときは、甘すぎると感じました。」ということば、実は糖質断ちをしても当てはまります。わたくしの場合、ビールですら甘く感じるようになりました。先ほども書いたように、糖質は体の中に入ると、砂糖や果糖と同じ働きをします。砂糖や果糖ばかりではなく、糖質も断てば、さらによい結果が出るということです。

すでに、多くの方が、糖質断ち(糖質制限)をして、脳だけではなく体も健康になってきています。この四旬節の間、糖質断ちに挑戦してみてはいかがでしょうか。復活祭を迎えるころには、糖質不要の体になっていると思います。

〔注〕 膵臓や肝臓などの臓器に疾患がある場合、糖質制限が当てはまらない場合があります。ホルモン生成の臓器に疾患がある方は、医師の指導が必要です。あくまでも、このような疾患がない方が対象となります。
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by omasico | 2016-02-23 12:24 | 健康  

今日の説教で

今日は、小教区の黙想会で、ミサも黙想指導の神父さんが司式をされました。わたくしがオルガン担当だったので、ミサ前に打ち合わせに香部屋へ行き、「神父さんお久しぶりです」とあいさつしたのですが、覚えていらっしゃいませんでした。ま、上智大学時代、1年か2年だけ、少しの科目で一緒だったから無理もありません。

で、ミサの説教の中で、神父さんが話されたことがちょっと気になりました。何かというと、過日黙想指導に行った、東京のある教会で、年配の婦人から、悩みを打ち明けられたとのこと。娘が癌になって、転移もして、手術をしなければならないのですが,,,,,,という内容でした。

即座に浮かんだのは、断糖と高濃度ビタミンC点滴のことです。日本ではほとんど知られていませんが、癌細胞の餌は、グルコース(ブドウ糖)。癌細胞があるかどうかを検査するPET検査は、癌のこの性質を利用しています。ですから、まず、断糖=糖質を摂らないようにして、癌細胞への餌の供給を極力減らします。

次に、グルコースと構造が似ているビタミンCの点滴をします。すると、餌に困っている癌細胞はビタミンCをグルコースと間違えて取りこみますが、癌細胞に取り込まれたビタミンCは、癌細胞の中で抗酸化作用を発揮して、癌細胞を死滅させてゆくのです。すでに、日本でもいくつかの医療機関でこの治療を行っており、この娘さんの癌にも有効なことが臨床で実証されています。

で、説教を聴きながら、ミサが終わったら話をしようかな、なんて考えていたのですが、わたくしも用事があり、つい、話しそびれてしまいました。いつか、こういう治療法があることをその方が知ればと思っています。

糖質オフの生活では、肥満や糖尿病、認知症以外、癌にも明らかな効果がみられるのですが、どうも、なかなか理解されないのが残念です。既成の概念にとらわれず、物事の本質を見極めて教会を刷新したのが第二バチカン公会議ですが、まったく違う分野のことでは、神父さんたちもなかなか、ついてゆけないのでしょうか。
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by omasico | 2016-02-21 17:32 | 健康  

プロバイダ変更に伴うサイト閉鎖のお知らせ

来月、3月10日にフレッツ光からau光に乗り換えることにしました関係で、プロバイダも変更になります。そのため、ぷららで作成していた『典礼聖歌研究工房アトリエおおましこ』のサイトも閉鎖になります。答唱詩編をはじめとする聖歌の解説はすでに、ブログ『聖歌は生歌』に移転してありますので、こちらをご覧ください。

なお、本日の主日分の答唱詩編から、随時、加筆もしたうえで、毎週日曜日の午後に、翌週の答唱詩編の解説を更新しております。

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by omasico | 2016-02-21 15:23 | HP・ブログ・通信  

明日は、灰の水曜日

最近はあまり、話題になりませんが、キリスト教の信者が多い国では、一昨日から

謝肉祭

が今日まで行われています。

謝肉祭は、復活祭の6週間前の日曜日から火曜日にかけて行われます。
次の水曜日から復活の聖なる徹夜祭に洗礼を受ける人の最後の準備期間になり、すでに洗礼を受けている信者で対象となる人たちは、この水曜日に、

断食

を行います。と言っても、一日何も食べないというわけではなく、普段に比べて十分な食事をせず、一食は抜く程度、と考えていただければいいと思います。
加えて、謝肉祭が行われていることからも想像ができると思いますが、この水曜日は

肉を食べない日

となっています。


さて、わたくしも、カトリック教会の信仰を持っていますので、明日、水曜日にはこの断食をし、肉を食べないことになるわけですが、普段から、昼はほとんど食べません。また、主食の一つ肉を断ちますが、栄養が不足しないように卵で代用します。

普段から卵は1日3個以上食べていますが、明日は、

朝の3個+ゆで卵で4個くらい
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を目安にしています。


ちなみに、わたくしの教会では19時からミサがありますが、明日も普段通りに早起きして、コンビニの12時間勤務をこなしてから、ミサでのオルガン奉仕となります。
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by omasico | 2016-02-09 16:45 | 祈り・聖歌