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「典礼聖歌アンサンブル」10周年記念演奏会

 
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 20日は、東京に日帰りで行ってきました。写真のプログラムにもあるように、渋谷で、「典礼聖歌アンサンブル」の10周年記念演奏会があったからです。CD作りでは、解説を書いたり、細かいアドバイスをしたりしておりますので、聴きに行かないわけにはゆきません。
 すでに、3月には、CDの録音もしている、日本基督教団豊中教会で、大阪での演奏会があり、そのときの録音を聞いていて、指揮者のUさんには、直したほうがよいところを、申し上げておきましたので、それに比べるとかなりよいできでした。もちろん、詩編をはじめ、先唱者一人ひとりの細かいことを上げればいろいろと出てきますが、それ以上に、大阪での経験を踏まえて、東京の演奏会は、すばらしい出来だったと思います。
 第一ステージは、復活節にちなんだミサの構成でしたが、聞いていて、前後のミサの流れがはっきりと体で感じられました。「栄光の賛歌」や「いつくしみと愛」の後には、自分がオルガンのところで、司祭にFを出すような錯覚さえ起こりましたし、「感謝の賛歌」の後は、司祭の奉献文が頭をよぎり、「平和の賛歌」の後では、拝領前の信仰告白さえ唱えそうになり、まさに、ミサに参加しているようにさえ思えました。 
 これは、第四ステージでも同じで、答唱詩編のものは、たとえば、自分が侍者をしていて、一緒に歌っているようで、自然に口ずさんだり、「愛の賛歌」は、自分の結婚式で署名をしている用に思えましたし、アンコールの「平和の祈り」では、特に「なぐさめられるよりも~」で、身近にいてやはり、一番、慰めたり、理解したり、愛したりしているつもりで、実はできていないのではないかと思う、家内や娘たちの課をが走馬灯のように浮かんできました。
打ち上げの時、TR女史は「『典礼聖歌』を歌う合唱団は、たくさんあるけれども、やはり、正統派です。」とおっしゃっていましたが、わたくしが言いたいのは、「『典礼聖歌』を歌う合唱団はたくさんあるけれども典礼聖歌アンサンブルは、典礼をわかって『典礼聖歌』を歌っている
」ということです。それは、第一ステージの感想で述べたことで分かると思います。
 『典礼聖歌』は、その名の通り「典礼」あっての「聖歌」です。その、「典礼」がわかって歌っていなければ、たとえ、聴衆の中の、たったの一人であったとしても、栄光の賛歌の後に集会祈願が浮かんだり、あるいは、感謝の賛歌の後に、奉献文の司祭の動きが現れたりするはずがありません。『典礼聖歌』は決して「典礼」抜きには語れない、歌えない、祈れないものだとあらためて感じた次第です。
 というわけで、大変、すばらしい演奏会でした。皆さん本当にご苦労様でした。
 しかし、その後の、某教会でのミサが、なんともいけませんでした。
 
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by omasico | 2008-04-21 19:06 | 音楽・オルガン