カテゴリ:音楽・オルガン( 16 )

 

巷の音楽

今日は、家から、車で数分のところにある、ショッピングモールに行ったのですが、そこで、大変、気になったことがありました。
スーパーや、コンビニ、あるいは商店街でもそうですが、街中に行くと、BGMが流れていますが、このモールでも例外ではありません。ところが、モール、全体でのスピーカーから以外にも、専門店として入っている、それぞれのお店で、独自にBGMが流されています。それどころか、あるお店では、同じ店の中に、いくつかのCDラジカセがおかれて(並んでいる商品の陰に隠されて)いて、それも、かなりの音の量なので、一つの音楽としてではなく、表現が、よくないかもしれませんが、騒音以外のなにものでもないようにしか、感じられませんでした。
こういう風に感じるのは、わたくしが、特に、音楽を専門にしているからかも、しれません。わたくしの母は、喫茶店に行っても、本を読めるそうですが、わたくしは、BGMの流れているところはもちろん、他の人が少し大きな声で話しているような列車の中では、BGMや話し声に耳がいってしまい、本を読むどころではありません。このようなことは個人差なので、いい、悪いの問題ではないとは思いますが。
ただ、前述の、ショッピングモールのような状況は、少し、事情が違うと思いました。というのも、流されている音楽作品を作曲した作曲家や、そのGDの演奏家は、はたして、他の音楽と混雑したような状況で、自分の音楽が流される(聴かれるではなく)ことを想定して、作曲し演奏したのでしょうか。
こういうことを考えたとき、日本(だけではないかもしれませんが)では、音楽も、使い捨てになっているのかと感じ、悲しい気持ちになってきました。もちろん、他の考え方があるかもしれません。でも、音楽を愛するものとして、このように、音楽が単なる騒音のように、扱われていることは、とても残念でなりません。

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by omasico | 2014-08-21 19:47 | 音楽・オルガン  

「典礼聖歌アンサンブル」10周年記念演奏会

 
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 20日は、東京に日帰りで行ってきました。写真のプログラムにもあるように、渋谷で、「典礼聖歌アンサンブル」の10周年記念演奏会があったからです。CD作りでは、解説を書いたり、細かいアドバイスをしたりしておりますので、聴きに行かないわけにはゆきません。
 すでに、3月には、CDの録音もしている、日本基督教団豊中教会で、大阪での演奏会があり、そのときの録音を聞いていて、指揮者のUさんには、直したほうがよいところを、申し上げておきましたので、それに比べるとかなりよいできでした。もちろん、詩編をはじめ、先唱者一人ひとりの細かいことを上げればいろいろと出てきますが、それ以上に、大阪での経験を踏まえて、東京の演奏会は、すばらしい出来だったと思います。
 第一ステージは、復活節にちなんだミサの構成でしたが、聞いていて、前後のミサの流れがはっきりと体で感じられました。「栄光の賛歌」や「いつくしみと愛」の後には、自分がオルガンのところで、司祭にFを出すような錯覚さえ起こりましたし、「感謝の賛歌」の後は、司祭の奉献文が頭をよぎり、「平和の賛歌」の後では、拝領前の信仰告白さえ唱えそうになり、まさに、ミサに参加しているようにさえ思えました。 
 これは、第四ステージでも同じで、答唱詩編のものは、たとえば、自分が侍者をしていて、一緒に歌っているようで、自然に口ずさんだり、「愛の賛歌」は、自分の結婚式で署名をしている用に思えましたし、アンコールの「平和の祈り」では、特に「なぐさめられるよりも~」で、身近にいてやはり、一番、慰めたり、理解したり、愛したりしているつもりで、実はできていないのではないかと思う、家内や娘たちの課をが走馬灯のように浮かんできました。
打ち上げの時、TR女史は「『典礼聖歌』を歌う合唱団は、たくさんあるけれども、やはり、正統派です。」とおっしゃっていましたが、わたくしが言いたいのは、「『典礼聖歌』を歌う合唱団はたくさんあるけれども典礼聖歌アンサンブルは、典礼をわかって『典礼聖歌』を歌っている
」ということです。それは、第一ステージの感想で述べたことで分かると思います。
 『典礼聖歌』は、その名の通り「典礼」あっての「聖歌」です。その、「典礼」がわかって歌っていなければ、たとえ、聴衆の中の、たったの一人であったとしても、栄光の賛歌の後に集会祈願が浮かんだり、あるいは、感謝の賛歌の後に、奉献文の司祭の動きが現れたりするはずがありません。『典礼聖歌』は決して「典礼」抜きには語れない、歌えない、祈れないものだとあらためて感じた次第です。
 というわけで、大変、すばらしい演奏会でした。皆さん本当にご苦労様でした。
 しかし、その後の、某教会でのミサが、なんともいけませんでした。
 
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by omasico | 2008-04-21 19:06 | 音楽・オルガン  

リヒトクライス 演奏会

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 2月11日に東京の「文京シビックホール」で行われた
リヒトクライス演奏会に、家内と行ってきました。久しぶりの東京は、冬とは言ってもかなり暖かかったのですが、やはり、ビル風がきつく、コートは離せませんでした。 
 コンビニの仕事を終えてから、新幹線で東京へ行き、水道橋で、弟子のT夫妻と合流し、まずは、昼食。開場まで1時間、開演までも1時間30分で、ゆっくりとはできなかったものの、久しぶりの会食を楽しみました。
 リヒトクライス演奏会は、全曲、高田三郎、という異色とも言っていい合唱演奏会で、指揮者で音楽監督でもある鈴木茂明氏が率いる、いくつかの合唱団が一緒になって演奏するものです。毎年、全体で演奏する、目玉の曲があり、今年の目玉は
内なる遠さ毎年、この、目玉の合唱曲だけをうたいたい人も公募し、今年は、20台の女性の方が、なんと、神戸から参加されていました。
 
 さて、簡単な雑感ですが、第一ステージの『典礼聖歌』は最後にするとして、女声合唱の「薄氷」と「泉」は、まあまあ、無難な線でした。男声合唱の「野分」(井上靖詩)は、なかなかよい出来で、特に「木乃伊」では、自分自身が「私」になって、木乃伊と対峙しているように感じられました。もし、一人だったとしても、聴衆をここまで入れ込ませることができれば、すばらしい演奏です。
 目玉の内なる遠さも、すばらしかったですが、最後の「己を光に-深海魚」は、もう少し、仕上げの細やかさと深みがほしかったところでした。とは言え、全体的にみれば、皆さん、本当に心からしっかりと歌っているし、指揮者の鈴木氏を信頼しているのが、分かりました。
 で、最後になりました『典礼聖歌』ですが、わが弟子も「同感です」といっていましたが、オルガン独奏、リヒトクライス伴唱でした。
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by omasico | 2008-02-14 11:30 | 音楽・オルガン  

祝別とお披露目演奏

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 このところ、オルガンねたばっかりになっていますが、今回もまた、です。前回、祝別とお披露目のお知らせをしましたが、ようやく、詳細が決まりました。
 まず、祝別はミサの拝領祈願の後に、行うことになりました。
 お披露目は、ミサのあと、30分ほど、わたくしともうひとりのオルガニストで、4曲程度の曲を演奏し、わたくしが、少し説明を加えます。ちなみに、わたくしは、前にも書いたように、
  1. J.S.Bach Fuga g-moll BWV578
  2. Leon Boellmann Toccata Op.25-4
 の二曲をやることにしました。Bach の曲だと、ペダルなしですが、Chral Partita ”O Gott,du frommer Gott” BWV767 が、音色の変化が面白いですし、Passacaglia und Fuga c-moll Bwv582 も、いいのですが、今のところ、間に合いません。特に、Pssacaglia はかなり、弾いていないので。こういうときに、レパートリーの少なさが災いしますね。これから、すこしづつ、レパートリーも増やしてゆきたいと思います。

 ちなみに、ミサは11時からです。お披露目演奏だけではなく、ミサにも参加してください。
 
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by omasico | 2007-09-23 17:59 | 音楽・オルガン  

祝別&お披露目 決定!

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 前回、お知らせしたデジタルオルガン祝別とお披露目ですが、今日の、ミサのお知らせのときに、皆さんに発表されました。
 
じゃ~ん 

 10月7日のミサ(11時)の後 ということになりました。何を弾くかは、お楽しみにしておいてください。前回の話しが、かなり参考にはなりますが。
 さて、これから、一ヶ月間特訓ですよ特訓!
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by omasico | 2007-09-02 17:24 | 音楽・オルガン  

デジタルオルガン、お披露目演奏

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 7月後半から、二つの副業が忙しく、あちこちのブログの更新が、滞っていましたが、ようやく、余裕ができてきました。さて、7月中旬に入った、デジタルオルガンですが、いやいや、なかなかいい音がします。特に、ペダルの微妙なずれは、本当に、ペダルを弾いているようです。
 さて、入って、一ヶ月が過ぎたデジタルオルガンですが、ミサの伴奏では、ほとんど決まったストップしか使いません。「栄光の賛歌」「感謝の賛歌」では、思い切り、プリンチパルアンサンブルにしますが、ほとんどは、フルート系のものが中心です。ですから、ミサの伴奏だけでは、この、大オルガン宝の持ち腐れと言っても過言ではありません。
 と言うわけで、神父さんが、せっかくだから、いろんな音を聞いてもらいましょう、と言ったからかどうかは知りませんが、わたくしと、もうひとりのオルガニストに、お披露目演奏をするようにとの、教会委員会の決定が下りました。ま、言うほうは、簡単に言うのですが、何しろ、満足な練習時間が取れていなかったので、何を弾こうか、どう仕上げようか、ほとほと困ってしまっています。
 それでも、二つ目の副業のほうが、一段楽したので、週に二回程度は、練習ができそうなので、いくつかの曲をピックアップしているところです。ただ、学生時代にサボっていたことがたたり、レパートリーにフランスもの、現代ものがほとんどないのを、いまさらながら後悔しています。
 もう一つ困るのは、やはり、オルガン曲は、どちらかと言うとマイナーなほうなので、皆さんが知っている曲というと、BACHのg-mollのフーガかd-mollのトッカータ&フーガ、シュープラーコラールの「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」くらいで、同じくBACHでも、それ以外となると、あまり、知らないのと思いますし、ロマン派や現代ものは、ほとんど、なじみがないと思います。
 とは言え、BACHのおなじみの曲だけではつまらないので、とりあえず、弾けるところで、L.BOELLMANN でも、やろうかと練習に入りました。
 でも、実際にどうなることやら。神父さんは、気楽に考えてください、といっていますが、やはり、こだわりがありますのでね。
 日程が定まったら、また、お知らせします。
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by omasico | 2007-08-24 18:08 | 音楽・オルガン  

ミサで弾き納め

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 6月29日(金曜日)19:30分からは、聖ペトロ 聖パウロ 使徒のミサがありました。わたくしの所属する、小教区の保護の聖人が、この二人で、それを祝ってのミサでした。とは言うものの、時間が遅かったせいもあってか、参加した会衆は20名強。祭日なので、主日のミサと変わらず、「栄光の賛歌」なども歌いましたが、さびしかったと思ったのは、わたくしだけではなかったと思います。
 で、この日の昼間、新しいデジタルオルガンが、予定通り、7月10日に搬入されることが分かりました。この記事を書いている、7月1日は、月の第一日曜日と言うことで、いわゆる《子供ミサ》、来週7月8日はオルガンの担当はわたくしではないので、現在の、アナログオルガンを、わたくしがミサで伴奏するのは、この日のミサが最後となったわけです。と言っても、現状を鑑みると、デジタルオルガンが入るまでに、葬儀ミサがないとは言い切れないので、確実なことは言えないのですが、少なくとも、主日のミサでは、もう、このオルガンで伴奏する機会はないわけです。
 このオルガンも、わたくしが現在の小教区に来たときは、すでに、活躍していましたし、それから、一年たたないうちに、ほぼ、年間の半分以上のミサや結婚式などで弾いてきましたから、かなり、わたくしもお世話になったことになります。確かに、音質もデジタルオルガンに比べれば悪いですし、Swell=上鍵盤、では、会衆の歌う音が微妙に下がる傾向があります。ちなみに、この日のミサでも、人数が少なかったので、Swell=上鍵盤のフルート系ストップを、Hauptwerk=下鍵盤にコッペル(カプラー)した主の祈りでは、やはり、かなり、会衆の音が下がっていました。それでも、今年の梅雨では、それほどアンプの調子も悪くならないので、現役を引退させるのはもったいないような気もします。とはいえ、すでに、修理の部品はなく、いったん故障すれば修理がききませんし、年数(おそらく、製造から20年)という年月を考えると、いつ、音が出なくなっても、おかしくないのですから、有終の美を飾って引退させるほうがよいのかもしれません。
 さて、上にも書いたように、この日のミサの参加者は20名強。オルガンも、それほどストップを使うこともなく、ミサが終わりました。参加者を考慮して、普段の主日とは少し違ったレジストレーションを使ったので、この日のミサの参加者は、少し、得したかもしれません。
 8日のミサの後には教会の大掃除があり、そのときに、この、アナログオルガンを聖堂から搬出します。それまで、数日間、オルガンの練習で、特に、6日(金曜日)には、午前中に聖書の勉強会があるので、その後にでも、少し、お別れコンサートをしようかと思っています。
 
 
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by omasico | 2007-07-01 17:40 | 音楽・オルガン  

おふくろさん騒動

 このところ、森進一さんの歌った「おふくろさん」の歌詞が、勝手に改変されたということで、作詞家の川内康範さんが、森さんの歌唱を禁止するように、日本音楽著作権協会(JASRAC)に届けたとのことですね。ま、ポピュラー音楽の世界では、歌=歌い手、というイメージが強いので、これで、もう、森さんは「おふくろさん」を歌えなくなるのでは?と、森進一ファンの方は、心配しているかもしれません。
 でも、クラシックの世界から見ると、実は、こういうことは、ほとんどありえないことなんですよね。たとえば、クラシックの場合、ベートーヴェンの第九交響曲を例にとっても、誰か一人の指揮者で、ある特定のオーケストラの演奏でしか、演奏されないということはありえないのですよ。カラヤンが指揮しても、佐渡裕が指揮しても良いわけです。これは、現代曲でも同じで、わたくしの同級生の松下耕の合唱曲でも、別に、松下自身が指揮しなければ、歌っちゃいけないということはありません。
 ま、初演の委嘱ということで、初演だけはこの団体にこの人にということはありますが、それは初演だけの話で、次からは、きちんと、演奏のときに著作権料を払えば、だれが演奏しても、かまわないのです。
 そういう、意味で言えば、「おふくろさん」だって、別に、森進一さんじゃなくても、郷ひろみさんでも、杉良太郎さんでも、あるいは、田原俊彦さんでも、だれが歌ってもかまわないと思うのです。
 結局、今回のことは、歌詞の著作権人格権の問題が、作者と特定の歌い手の間でこじれたということで、ま、これを機会に、他の人が、「おふくろさん」を歌ってもいいんじゃないかと、わたくしは思います。歌い手だって、いつまでも生きているわけではないのですから、もし、この曲を何百年も歌い継ぐのなら、いろいろな人が、いろいろな形で歌っていったほうが、意味があるように思います。
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by omasico | 2007-03-05 14:29 | 音楽・オルガン  

続報

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 楽譜改ざん事件の続報です ⇒ こちら をどうぞ!!
 そう、これだけなんです。これ以上、コメントできませんので。
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by omasico | 2006-12-28 13:15 | 音楽・オルガン  

バルヒャ=バッハ、オルガン曲集

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 先日、ジャスコに入っている「タワーレコード」で、バッハのオルガン曲集の10枚組みのCDが、なんと、2195円で売っていたので、ついつい衝動買い?をしてしまいました。演奏しているのは、Helmut Walcha(ヘルムート・ヴァルヒャ)ヴァルヒャは、知る人ぞ知る、盲目のオルガニストで、生前、二回J.S.Bachのオルガン曲を全曲、レコーディングしたことでも知られています。このCDは、最初の録音と思われる、1947年から52年にかけての録音を、まとめたもののようです。ヴァルヒャの演奏の中では、アーテュキレーションやレギストレーションで、少々、好きではないところもありますが、それを差し引いても、大変、勉強になる演奏だと思います。加えて、第二次世界大戦の惨劇がさめていないドイツで、これだけのことをやり遂げる、と言うのは、やはり、尋常ではありません。彼の努力は、大いに見習うべきものです。
 それにしても、かつては、レコードが、1枚で、3000円程度していましたから、この値段は、破格と言うほかありません。その理由の一つは、著作権がなくなったからではないかと思われます。
 さて、J.S.Bachといえば、数々の名曲で知られていますが、生前、彼が最も有名だったのは、やはり、オルガニスト
ブランデンブルク協奏曲
ゴールドベルク変奏曲
カンタータにモテット

他にも名曲は数々ありますが、やはり、オルガン曲が一番、J.S.Bachにふさわしいと思います。
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by omasico | 2006-08-06 16:19 | 音楽・オルガン