オルガン

 去年、当別に個人黙想に行った、助祭のM神学生から、「オルガンのない時課もあるんですよ。」と聞かされて、少し、ショックを受けていました。実際、三時課と九時課は、オルガンなしで唱和していましたので、大院長さんに「わたくしがオルガンを弾いてもよろしいですか?」と申し出ると、「ぜひお願いします。」とのことで、水曜日の、三時課から、オルガンを弾くことになりました。
 
 三時課と九時課は、いわゆる「昼の祈り」で、唱和も章句も簡素なものです。所属、小教区の聖歌練習の後の、「昼の祈り」でも、伴奏をしているので、ここのところは、よいのですが、当別、固有の賛歌と連願、聖母の交唱に、慣れるまで、時間がかかりました。

 二つの時課に加えて、オルガンを弾いている、修道士のIさんとGさんの要望もあって、金曜日、大院長様司式のミサ、主日の副院長様司式のミサのときにも、オルガンを担当しました。特に、Iさんは、オルガンのそばの席に座って、熱心に、伴奏の様子、ストップの使い方をメモしていらっしゃいました。主日の副院長様司式のミサでは、記念唱はⅡ、すなわち、会衆の応唱が「主の死を仰ぎ、復活をたたえ、告げ知らせよう~」を使ったので、一瞬、オッ!! とは言え、ミサの式次第の伴奏譜には、Ⅱも載せてあるので、あわてることなく伴奏をつけます。後で、どなたかから「言ってませんでしたね。主日の記念唱はⅡを使うんですよ。」と教えていただきました。
 ミサの時、一番、困ったのは、タイミングです。朝の祈りが終わり、司祭だけ、聖堂の外に備え付けられたクローゼットから祭服を出してきると、入祭の歌を始めるのですが、オルガンのところからは、司祭団が見えません。Iさんに教えてもらって、前奏開始。その後も、司祭への音出しや、答唱詩編、詠唱のタイミングなど、いつもの小教区の場合と異なることから、今ひとつしっくり、来なかったところもありました。最初の司式の大院長様も、ときどき、戸惑われた様子でした。次回からは、大体のタイミングもつかめましたので、あわてないで、奉仕できると思います。

 午前中のフリーの時間、三回ほど、オルガンを弾かせていただきました。ルクセンブルク製のオルガンも、湿気のせいで、♯♭鍵盤の象牙がはげていたり、副院長様の話だと、普段、決まったストップしか使っていないので、埃も溜まっているかもしれない、とのことで、「どんどん、弾いてください」とはっぱをかけられました。時間の関係で、ミサで弾く曲、時課の賛歌や交唱が主でしたが、もっていった、バッハのトリオソナタなどの曲も、練習できました。

 かなり、ぼこぼこのところもあるオルガンですが、やはり、残響もあり、何よりも、ホールのオルガンと違って、毎日、使っているので、音がなじんでいます。このオルガンを毎日弾けるなら、当別に移住してもいいかな?なんて、考えてしまいました。
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by omasico | 2010-03-26 19:17 | 祈り・聖歌  

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